統合認証オプションをOpenJDK11、OpenJDK8でご利用のお客様へ(更新)

2020/01/20
2020/01/22 更新

平素はProselfをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

先日リリースされたOpenJDK 11.0.6、OpenJDK 8u242をProselfサーバーに新規インストール/更新をした場合、統合認証オプションによるシングルサインオンが失敗する事象を確認しております。

本件については現在原因調査を進めており今後のアップデートで対応を検討しておりますが、暫定回避策として以下をご案内いたします。
統合認証オプションをご利用のお客様にはご不便をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。

  • Linux OSの場合
    1. Proselfのサービスを停止します。
    2. Proselfインストールフォルダ/bin/catalina.sh の103行目付近あるCATALINA_OPTS=に「-Dsun.security.krb5.disableReferrals=true」を追記します。以下は追記例です。
       :
      CATALINA_OPTS="${CATALINA_OPTS} -server -Xmn384M -Xmx768M -Xms768M -Xss256k -Dsun.security.krb5.disableReferrals=true"
       :
    3. Proselfのサービスを起動します。
  • Windows OSの場合
    1. Proselfのサービスを停止します。
    2. Proself起動停止ダイアログのJavaタブにて、Java Options内に「-Dsun.security.krb5.disableReferrals=true」を追記します。以下は追記例です。
       :
      -Djava.util.logging.config.file=C:\Program Files\Proself5\conf\logging.properties
      -Xmn384M
      -Dsun.security.krb5.disableReferrals=true
    3. Proselfのサービスを起動します。