検索 
       
[V5] Proselfのクラスタリング構成において負荷分散装置を利用する場合の注意点を教えてください。

Proselfのクラスタリング構成はセッション情報をサーバー間で共有しないため、以下の点にご注意ください。

  • Cookieや送信元IPアドレスを元に同一サーバーに転送するようなパーシステンスが有効な方法で負荷分散を行ってください。
  • 送信元IPアドレスと送信元ポート番号を元に同一サーバーに転送する方法は使用しないでください。
    昨今のブラウザでは複数の接続を同時に使用し、それぞれの接続で異なるポート番号を使用するため意図しないセッションタイムアウトが発生する場合がございます。
  • SSLセッションを元に同一サーバーに転送する方式は使用しないでください。
    昨今のブラウザでは複数の接続を同時に使用し、複数のSSLセッションが張られてしまうため意図しないセッションタイムアウトが発生する場合がございます。
  • Proselfのセッション保持時間は30分となっておりますため、負荷分散装置のセッション保持時間はProselfのセッション保持時間以上としてください。
    負荷分散装置のセッション保持期間がProselfのセッション保持時間より短い場合、意図しないセッションタイムアウトが発生する場合がございます。

(最終更新日:2022/11/29)