検索 
       
[V5] 脆弱性診断で「HTTPSページでキャッシュが抑制されていない」旨の指摘があったのですが対処することは可能でしょうか。

はい、可能です。
以下に記載する設定変更を行うことで「Cache-Control: no-cache, no-store」ヘッダと「Pragma: no-cache」ヘッダが付与され、ブラウザのキャッシュを保持しないようにすることができます。
※標準出荷状態では上記2つのヘッダは付与されません。

  1. Proselfのサービスを停止します。
  2. Proselfインストールフォルダ/conf/proself.propertiesのバックアップを取得します。
    ※バックアップファイル名はproself.properties.backup.20200131等としてください。
  3. Proselfインストールフォルダ/conf/proself.propertiesを以下内容で編集します。
    【編集前】
    ~省略~
    proself.server.weblink = true
    proself.keystore.signature.algorithm = SHA256withRSA
    proself.information.close = true
    【編集後】
    ~省略~
    proself.server.weblink = true
    proself.keystore.signature.algorithm = SHA256withRSA
    proself.information.close = true

    proself.browser.cache = false
    proself.browser.cache = falseを追記します。
  4. Proselfのサービスを起動します。
  5. ブラウザでProselfにログインしてファイル一覧等の画面にアクセスし「Cache-Control: no-cache, no-store」ヘッダと「Pragma: no-cache」ヘッダが付与されていることを確認します。
    ※ヘッダについてはブラウザの開発者ツール等で確認可能です。

なお、設定後はブラウザバック(ブラウザの「戻る」ボタンでページを戻ること)が利用できなくなりますのでご注意ください。

(最終更新日:2022/11/30)