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[V5] OAuthを利用してGmailのSMTPサーバーをProselfで使用するための設定を教えてください。

はじめに、Google Cloud側でOAuthに関する設定を行います。

◆Google Cloud側の設定
  1. Google Cloudにログインして新しいプロジェクトを作成します。
    ※プロジェクト作成時に指定するプロジェクト名と場所は任意の内容で問題ありません。
  2. 「APIとサービス」から「認証情報」を開き「OAuth同意画面」をクリックします。
  3. OAuthの概要画面で「開始」をクリックすると設定画面が表示されますので、以下設定後「作成」をクリックします。
    • アプリ情報
      アプリ名:任意の名前
      ユーザーサポートメール:Google Cloudにログインしているアカウント
    • 対象
      「外部」
    • 連絡先情報
      メールアドレス:Google Cloudにログインしているアカウント
    • 終了
      「同意する」をチェック
  4. OAuthの概要画面で「OAuthクライアントを作成」をクリックすると設定画面が表示されますので、以下設定後「作成」をクリックします。
    • アプリケーションの種類:「ウェブ アプリケーション」
    • 名前:任意の名前
    • 承認済みのリダイレクトURI:
      https://{サーバーアドレス}/proself/oauth2callback/smtp
  5. 作成完了時のポップアップに表示されるクライアントIDクライアントシークレットをメモします。
  6. 左メニューより「対象」をクリック後の画面にあるテストユーザー項目より「Add users」をクリックし、Googleアカウントを追加します。
    ※OAuth認証時に使用するアカウントとなります。
※Google Cloudのサービス更新等で設定方法が変更される場合があります。また、Google Cloudの各種画面や機能の詳細については弊社ではお答えいたしかねますためGoogle社までお問い合わせください。

次に、Proselfに管理者ユーザーでログインして、管理画面の「システム設定」より「このサーバー情報の設定」、「メールサーバー情報の設定」を開き、以下内容で設定します。

◆このサーバー情報の設定
  • ホスト名(FQDN)に以下を入力します。
    https://{サーバーアドレス}

◆メールサーバー情報の設定
  • SMTPサーバーにはsmtp.gmail.comを記入します。
  • ポートには587を指定します。
    587を指定する場合は「STARTTLSを使用する」チェックをONにする必要があります。
  • 「送信時にSMTP認証を行う」チェックをONにした上で、認証方式より「OAuth」を選択します。
  • ユーザーID、クライアントID、シークレットの各項目にそれぞれ以下内容を設定します。
    • ユーザーID:
      「◆Google Cloud側の設定」6.で設定したGoogleアカウント
    • クライアントID:
      「◆Google Cloud側の設定」5.で確認したクライアントID
    • シークレット:
      「◆Google Cloud側の設定」5.で確認したクライアントシークレット
  • 設定をクリックするとOAuthのサインイン画面を開くためのダイアログが表示されますので、「Sign in with Google」をクリック後Googleにサインインします。
  • 認証成功しトークンを取得した旨のメッセージが表示されれば完了です。

上記実施後、Proselfからメールが送信できることをご確認ください。
また、メール送信確認後はGoogle Cloud設定画面で作成したOAuthクライアントの左メニューより「対象」をクリック後、画面内の公開ステータスより「アプリを公開」をクリックして本番公開を実施ください。
※上記「◆Google Cloud側の設定」設定時点では公開ステータスは「テスト中」となっております。

(最終更新日:2025/09/11)